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水中のゴミを視覚化した初めてのインタラクティブなマップが登場!

Project AWARE News

世界中のスクーバダイバーが、水中で見つけたゴミを取り除き、報告します

世界的な非営利組織《プロジェクトAWARE》により今週リリースされたインタラクティブなマップは、「Dive Against Debris」プログラムを通して水中で発見したゴミを取り除いたボランティアダイバーの国際的なネットワークによるおよそ3年間の報告を視覚化したものです。   「Dive Against Debris」は、世界中のダイバーが水中で見つけたゴミを取り除き、ゴミの種類や量を報告することをサポートします。ダイバーはウェブ上のフォームを利用して、オンラインでデータと画像を送ることができます。この情報は新たなインタラクティブマップ「Dive Against Debris Map」に表示され、世間一般には未だほとんど認識されていない、拡大している海のゴミの問題を明らかにします。   「情報を備え、地上の人々に支援され、協力して行動することで、私たちは“ボトムアップ”と“トップダウン”2つの方向から、海にとって大いに必要とされる変化を進めることができます」と《プロジェクトAWARE》の科学政策アソシエイト・ディレクターであるAnia Budziakは言います。「何を生産し、消費するか、ゴミをどのように処分するか、共に私たちは変えることができます。また、地方、地域、地球全体でのゴミの管理の仕方といった改善が必要な政策に対して影響を及ぼすこともできるのです」。   私たちが出すゴミは、本来は自然に存在しないもの。にもかかわらず、毎年何百万トンものゴミが海の中に流れ込んでいます。これまで《プロジェクトAWARE》のダイバーによって報告されたゴミで最も多いのはプラスチックです。実にゴミのおよそ70%を占めています。これには、海の生き物に絡み付き壊滅的な影響を与える釣り糸や漁網だけでなく、海の生き物が誤って食べてしまうボトルや袋のような私たちが日常的に使い捨てしているプラスチック製品も含まれています。これまでに報告が寄せられた40万点以上のゴミを視覚化した「Dive Against Debris Map」では、なぜゴミを減らす取り組みが喫緊に必要なのかを明確に示します。   《プロジェクトAWARE》の新「Dive Against Debris Map」は、世界中のどこで何が報告されているのかをすぐに知ることができる機会を提供します。《プロジェクトAWARE》では、この情報を利用することでゴミの予防に取り組み、海に流れ込むゴミの量を減らし、最終的には野生動物が保護されることを願っています。   「スクーバダイバーとして、私たちは独自のスキルと知識を使って、水面下の生物がゴミにより壊滅的な影響を受けていることを示すデータを集めることができます」とBudziakは言います。「水中のゴミを取り除き報告する《プロジェクトAWARE》のボランティアは日々、美しく健康的な海に寄与し、私たちに海への優しい選択を促す、ユニークなコミュニティの一員です」。   ダイバーが水中で見つけた物をマップで見て、皆さんも取り組んでください projectaware.org/DiveAgainstDebrisMap

From the My Ocean Community

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