2019年のまとめ
今年も間もなく終わろうとしています。Project AWARE®においては、あなたを含めた私たち全員が成し遂げた、海のために実施した素晴らしい貢献をここで振り返ってみます。私たちが掲げたその共有された目標に対しては、それが大小にかかわらず、みなさんが今年成し遂げた貢献に対して感謝いたします。それではカップを手に(ジョッキでもなんでもあなたの国で飲むときに使用している物を手に取ってください)、私たちの大きな海に対する様々貢献に関してのお話に少しの間お付き合いください。
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キレイな海
私たちの代表的な市民科学プログラムであるDive Against Debris®は、海底から269,379個のゴミを回収し、グローバルデータベースに報告しました。(2019年11月現在) 総数で200万個のゴミを回収するという2020年の目標に近づきつつあります。また、世界中に533ものダイブサイトAdopted Dive Siteとして登録されており、その所有者の方々が清掃活動をして、少なくとも月に1回データを提出しています。
健康な海
2019年はサメとエイにとって重要な年であり、CITES CoP18で18種の貿易取引管理が確保されたことなど、いくつかの重要な勝利を収めまることができました。また、サメの保護活動と併せて、私たちはカリスマ的な存在ではない海洋居住者にも焦点をあてて、とても謙虚なナマコを2019年には前面に出しました。これらの素敵な生き物達は、愛情を必要としており、そして、結果はとてもよいものになりました。
Project AWAREのアソシエイトディレクターポリシーおよびキャンペーンであるIan Campbell氏は次のように述べています。「私たちへとても高画質な写真が殺到し、これを実証することができるまでのレベルの多くのサポートを受けることができました。これにより、米国とEUの政府に対して、ナマコが海洋における観光の大きな魅力であり、また、サンゴ礁を健全に保つために重要な役割を果たしているという価値を認識してもらうことができました。ナマコを消費する一部の国からは大きな反対がありましたが、私たちはなんとか大きな勝利を得ることができました。100カ国以上が支援し、これらの公的支援が果たした役割は重要でした」
コミュニティーの活動
今年は、#EveryDiveASurveyDiveを作成し、AWARE weekにおいて、世界中の140以上のイベントに参加し、そしてまた友人や家族と一緒にとても長い時間を過ごし、海の惑星のための資金調達を行ないました。これらの水中や地上における活動で実施した活動にはとても大きな影響力がありました。
私たちのコラボレーションの価値は正しいものであり、その力がさらに強固になってきています。海洋を愛する個人のみではなく、水中世界への情熱を共有する企業、NGO、企業パートナーも私たちのコミュニティに含まれます。過去12か月間において、私たちは、Shark League、Global Ghost Gear Initiative(GGGI)や100%AWAREパートナーとの協力を続けてきました。
私たちにはまだまだ長い道程があり、海と惑星がこれほど大きな脅威にさらされたことのない時期にいることを認識していますが、私たちはこれを変化させることができているのです。この海洋の変化と保護を推進のための変化をさらに進めるための継続的な取り組みに感謝いたします。そして覚えておいていただきたいのが・・・.
「少数の集団が世界を変えるという努力をしているパワーを決して過小評価しないでください。事実、そういう人たちが世の中を変えてきたのです」Margaret Mead(米国文化人類学者)